先日、開業10年目にして初めて職務上取得で関与先の住民票を取得したため忘却用としてこのページを作成します。
職務上請求は会社や従業員に代わり住民票や戸籍謄本などを市役所に請求し入手する方法です。
今回、住民票が必要になったのは愛知県の育児休業奨励金を申請するためです。
■職務上請求の流れ
1,社労士会で「戸籍謄本・住民票等職務上請求書」を購入
まずは都道府県の社会保険労務士会で戸籍謄本・住民票等職務上請求書を購入する必要があります。
愛知会は10セットで350円でした。
愛知県社会保険労務士会に電話で購入方法を聞いたところ、購入方法は熱田区の社労士会に直接行って購入するか、愛知会のホームページにある会員サイトから申込すれば郵送も対応可ということでした。
私は会員サイトのパスワードが分からなかっため社労士会に行って購入しました。
2,社労士証と一緒に郵送
戸籍謄本・住民票等職務上請求書を購入して記入したら、あとは社労士証(社労士の写真が入っている証明書)を対象者の市町村へ郵送。
いままで2件申請して2件とも担当者から何に使用するのか電話がありました。
正直初めての業務だったため本当に届くか心配でしたが届いてホットしました。
今後はマイナンバーにより住民票の必要性は減っていくように思いますが、どうしてもマイナンバーが分からないけど役所に行けない方などいましたら職務上請求で住民票や戸籍謄本が取得できることを覚えておくといいと思います。
当然ですが社労士が職務上請求できるのは、業務に必要な場合に限ります。
行政書士の方で職務上請求を乱発して懲戒になっている事例もあります。
→社労士の今後の需要
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