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最終更新日 2024年12月10日
1人社会保険労務士法人設立から5年経過したので、法人にしてよかったことや変わった点について記載していきます。
ちなみに1人社会保険労務士法人を設立したときの記事についてはこちら。
これから1人社会保険労務士法人を設立をすることを検討している社労士の方に参考になれば幸いです。
まずは1人社会保険労務士法人にしたことで売上や信用がアップしたか?について記載します。
私も社労士法人設立の目的の一つに「法人化することで信用度をアップ、差別化して営業を有利に」という思いがありました。
正直これに関しては法人化で信用力アップにつながっていないのが現状です。
社労士法人だから大企業や地元の有力企業と契約できるということはないと言ってもいいでしょう。
ただ同業の社労士や税理士からは法人化している社労士ということで紹介が数件あったので0というわけではないですが、0に近いというのが正直な感想です。
また弊社の採用についても社労士法人だからいい人が応募してくるということもまったくありませんでした。
1人社会保険労務士法人を設立して思ったのは、おおらく世間一般の方は個人事業主でも法人化している社労士の違いが浸透しているわけではなく、社労士や税理士など士業関係者にしか伝わらないということです。
法人化のデメリットを1番感じたのは営業電話が増えたことです。
社労士会の費用が増えるとか税理士と契約が必要になるということは事前に想定していましたが、営業電話が増えるということは想定していませんでした。
詳しく統計を取っているわけではないですが体感として、以前の3倍、4倍の営業電話があります。
どうやら営業会社は社労士会のホームページに公開されている電話番号の一覧から社労士法人のみに営業電話をする場合が多いようです。
こちら事情をお話しして社労士会の一覧から電話番号を削除してほしい旨を社労士会へ依頼しましたが、公開義務があるとかで断られてしまいました。
ですので、現在はホームページから電話番号を消して、かつ電話はすべて電話代行業者につながる設定にしています。
※電話代行業者とは、月1万円程度で月50件まで電話を代理でとってくれて内容をメールで教えてくれる会社です。これにより事務作業に集中したい時間は電話は無視することができます。
私自身
・社労士の売上を増やしたい
・従業員の人数を増やしたい
など規模拡大を目指す思いはなく、今後もおそらくありません。
→社労士をいつまで続けるか?
私のように規模拡大を目指していない社労士の人も多いと思いますが、規模拡大を目指していない社労士の人も、売上がある程度あることを前提に1人社会保険労務士法人の設立をお勧めします。
私も法人化したことで
・社会保険料ってやっぱり高いな
・税金の種類って多いな、一本化できないのかな
・税金をクレジットカードで払うこともできるんや
・役員報酬でこうやって決めればいいのか
などなど自分で体験することで社労士として相談の幅は確実に広がると思います。
個人事業主と違って赤字でも発生する法人税均等割、社労士会の法人年会費、税理士の顧問料とランニングコストが年間70万円と仮定してもやってみる価値は十分になると感じました。
ただし、上記に記載した通り、社労士法人になっただけで売上や信用力が増えることはないのでここは注意してほしいところです。
→社労士の今後の需要
→キャリアアップ助成金の審査が厳格化
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