スターアジア不動産不動産投資法人は1月と7月が権利確定月の総合型のJ-REITです。
2月にホテルの変動賃料が好調のため
1月の分配金を1538円から1701円
へ増配を発表したばかりですが、今度は
7月の分配金を1625円から1790円
へと増配発表しています。
これによって分配金利回りは再び6%を超えて、J-REITの中でも5位になりました。
(現在のJ-REITの利回り1位は物件売却を発表したグローバルワン投資法人です)
今回のスターアジアの増配発表は含み益がある物件売却によるもので、現在のJ-REITは含み益が多く物件売却益で増配や自己投資口の取得(上場企業でいう自社株買い)が続々と発表されています。
→GLP投資法人も物件売却で自己投資口の取得と増配を発表
スターアジア不動産不動産投資法人の場合は株価が52942円以下になったときに自己投資口の取得を検討することが明記されましたので、しばらくは52942円が下値として意識されると思います。
スターアジア不動産投資法人の概要
・資産規模は2768億円とJ-REITの中では真ん中くらい。個人的にはこれくらいの規模が成長性も安定性もあり一番好きです。
・分配金の目標は1600円以上を目標としていましたが、すでに達成済。
・現在の取得別の物件比率は、ホテルが37%、オフィスが27%、住居が13%、物流と商業施設がそれぞれ10%とホテルの比率が一番多くなっています。1月の分配金を増配したようにホテルの変動賃料の絶好調とのことです。今回の増配発表にはホテルの変動賃料部分は含まれていないため、7月分配金はさらなる増配が予想されます。
外国人が90%超えているホテルもあるみたいで、引き続きインバウンドに期待です。
・現在のNAV倍率は0,87と他のリート同様1倍割れ。株価6万6805円がNAV1倍のため、これ以下の株価ですと引き続き買い目線です。
・私がスターアジアを知ったきっかけがYouTubeだったように、なかなかおもしろく1円でも分配金を多くしたいという情熱が伝わってきます。
まとめ
トランプ関税の影響で金利が据え置きになったこともJ-REITにとって追い風です。