介護助成金の概要

介護業界の助成金について分かりやすさを重視して説明していきます。
こんなことをしたときにどれくらいの助成金が支給されるのかについて記載していきます。
もちろん実際は難しい注意例がたくさんありますが、ここでは難しいことはいっさい無視します。

分からないことがございましたら、お気軽に名古屋社会保険労務士センターへお問い合わせください。

1. パート・アルバイトを正社員にする→４０万円
2. 介護機器を導入する→導入金額の半額
3. パート・アルバイトを研修に参加させる→１人２０万円まで実費
4. 正社員を研修に参加させる→実費の半額
5. 人間ドックを就業規則に規定→３０万円

などがあります。
 

助成金の受給例

■A社（ケアマネージャー・会社人数４人）

毎月の顧問料は、４人なので２万円（年間２４万円）

<助成金>

• キャリアアップ助成金で２人を正社員に。４０万円×２＝８０万円
• インフルエンザの予防接種を就業規則に規定して実施　　３０万円 

介護業界は他の業種と違い助成金の種類が多いので、社労士に毎月顧問料を払っても回収できる場合が多くなります。
 

■B社

毎月の顧問料は８人なので３万円（年間３６万円）

<受給した助成金>

• パート２人を外部研修に参加。実費１５万円を２人で３０万円
• 正社員５人を研修に参加。１人１０万円の研修の半額が助成金２５万円
• インフルエンザの予防接種を就業規則に規定して実施　３０万円
• ６０歳以上を採用して９０万円